Month: August 2019
狭心症になる人の特徴

狭心症は、心臓の血管である冠動脈の血流が不足することによって、心臓の筋肉が酸素不足になるために起きる病気です。 その原因にはいくつかがありますが、一般的なタイプとしては、冠動脈の動脈硬化によって血管が狭くなってしまい、血流をせきとめてしまうというものが挙げられます。 このタイプでは、スポーツをしたときや、階段や坂道を登ったとき、急ぎ足で歩いたときなど、心臓に負担がかかる行為によって、胸の中心あたりが急にしめつけられるような痛みを覚え、少し休めばその痛みは治まります。 こうした狭心症になりやすい人には特徴があるといわれています。 例えば、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症など、いわゆる生活習慣病にかかっている人がまさにあてはまります。 また、肥満、運動不足の人、ヘビースモーカーなども関連しているとされており、いずれにしても、毎日の体によくない生活習慣の積み重ねが、こうした狭心症のリスクを高めているといえます。 ED治療薬の成分であるシルデナフィルは、実は狭心症治療薬開発の過程でたまたま発見されたもので、ごく弱いものの、血圧を下げる効果も確認されているものです。 そのため、狭心症の人が発作を止めるために使用している硝酸薬、例えばニトログリセリンのようなものとシルデナフィルを併用するのは禁忌とされています。 硝酸薬には飲み薬のほか、スプレー、貼り薬、舌の裏で舐めるタイプの薬などもありますが、どのようなタイプであっても併用は認められません。 もし、このシルデナフィルと硝酸薬をいっしょに飲んでしまった場合には、有効成分が互いに効果を高める作用がはたらいて、急速に血圧が降下してしまい、人体に危険が及ぶ可能性があるからです。

2019年08月27日
狭心症の治療薬と開発されたシルデナフィル

シルデナフィルは、1998年にアメリカ大手製薬メーカーのファイザーから発売された、世界初のED治療薬・バイアグラに配合されている有効成分です。 このシルデナフィルという名前を冠したジェネリック医薬品などもその後他社から発売されているので、現在ではかなり入手する機会にも恵まれるようになりました。 このシルデナフィルには、血管の平滑筋とよばれる筋肉の収縮にかかわる酵素のはたらきを阻害する作用があるため、服用によって性器まわりの血管が拡がり、EDが改善されるのです。 シルデナフィルのED治療効果は、実のところ新薬開発の過程で偶然に発見されたものです。 もともとはファイザー社で狭心症の治療薬として開発していたもので、服用したときに血圧にどのように影響するかが注目されていました。 ところが、臨床試験の過程で、本来期待された効果はかんばしくなかったものの、EDのさまざまな症状が解消されるという、思わぬ効果が確認されたため、その後に研究を重ねて、ED治療薬としての製造・販売に至ったものです。 また、同じシルデナフィルを含有する製剤として、肺動脈性肺高血圧症を効果・効能としているものもあります。 これもメカニズムじたいは同じですが、肺の動脈血管の血圧が高くなる病気に対して、肺の血管を拡げるという作用によって治療をしようとするものです。 ところで、ED治療薬としてのシルデナフィルは、狭心症の治療薬であるニトログリセリン錠などの硝酸剤との併用は禁忌とされています。 これは、もともとシルデナフィルが狭心症の治療薬として開発がはじまったことにも関連していますが、併用をすると相乗作用によって急速に血圧が降下してしまい、副作用の危険性があるためです。

2019年08月12日